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J-GLOBAL ID:200902281487578712   整理番号:09A0050298

2007年能登半島地震の余震観測と微動探査による輪島市門前町の地盤震動特性の評価

Estimation of local site effects in Monzenmachi, the Ishikawa prefecture, Japan, from microtretemor array exploration and observation of aftershocks of the 2007 Noto-Hanto earthquake
著者 (6件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 385-396  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: G0069A  ISSN: 0912-7984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2007年能登半島地震では,能登半島北部地域を中心に大きな被害が発生した。とくに,震源域の輪島市門前町中心部の走出や道下地域で木造家屋の倒壊が数多くみられた。この地域は,南北を山地に挟まれた八ケ川沿いに広がっており,地盤条件は良好ではない。Yamanaka et al.(2008)は,この地域で余震観測を実施し,被害の多かった地点では表層地盤による地震波の増幅を示唆する明瞭な卓越周期が存在することを明らかにした。こうした地盤増幅特性を理解するために,この余震観測が行われた7地点において半径1mから1kmまでの複数のアレイで微動の上下成分の観測を実施し,周期0.1秒から3秒の間でレイリー波の位相速度を求めた。各地点での位相速度の逆解析により,深部および表層地盤の1次元S波速度構造を明らかにした。これらの地盤モデルを用いて,門前町地域でのS波の地盤増幅特性について検討した。表層地盤に対するS波の1次元理論増幅特性の卓越周期は,余震観測による地盤増幅特性の卓越周期とほぼ一致しており,地盤モデルが妥当なものであることがわかった。また,観測増幅特性のピーク振幅は,得られた地盤モデルの深さ30mまでの平均S波速度と線形関係にあることがわかった。しかし,ピーク振幅の絶対値は,1次元地盤モデルでは説明できず,表層地盤の2・3次元構造の影響の可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  ,  自然災害 

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