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J-GLOBAL ID:200902281656206722   整理番号:09A0859862

内皮細胞での単球接着誘発レドックス,Akt/eNOS及びCa2+シグナル伝達経路におけるLOX-1の役割

Role of LOX-1 in monocyte adhesion-triggered redox, Akt/eNOS and Ca2+ signaling pathways in endothelial cells
著者 (15件):
資料名:
巻: 220  号:ページ: 706-715  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: E0042B  ISSN: 0021-9541  CODEN: JCLLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内皮細胞(EC)において,単球接着誘発NADPHオキシダーゼ依存性,Akt/eNOS及びCa2+シグナル伝達経路が,酸化型LDL-LOX-1に依存しないで,レクチン様酸化LDL受容体1(LOX-1)を介して仲介されることを示した。Rac1及びP47phoxの膜輸送,NADPHオキシダーゼ活性,ROS生成,NF-κBリン酸化,及びレドック感受性分子の発現が,単球接着により酸化型LDLの非存在下で増大した。この増大は,NADPHオキシダーゼ阻害剤DPI及び抗中和LOX-1 TS92の前処理により阻止された。ECでの単球接着誘発レドックスシグナル伝達経路は,単球添加の15分後にLOX-1を介したAkt/eNOSの一時的活性化を伴った。また,単球-EC相互作用におけるCa2+シグナル伝達とNADPHオキシダーゼ依存性ROSとのクロストークを示した。このことは,内皮障害の病因の理解に新たな道を開くと思われる。これらの結果から,単球接着誘発レドックス及びCa2+シグナル伝達が酸化型LDLに依存しないでECにおいて誘導され,これらのNADPHオキシダーゼ及びCa2+シグナル伝達依存性NF-κBシグナル伝達経路がLOX-1の阻止により阻害されることを示した。
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  細胞生理一般 

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