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J-GLOBAL ID:200902281676266012   整理番号:08A1050785

高度なグラニュラ型垂直記録媒体

Advanced granular-type perpendicular recording media
著者 (3件):
資料名:
巻: 320  号: 22  ページ: 2868-2873  発行年: 2008年11月 
JST資料番号: H0644A  ISSN: 0304-8853  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,現在用いられている垂直記録媒体における3つのブロック層,即ち記録層(RL:記録用),軟磁性下地層(SUL:書込み時の磁束路),および非磁性中間層(NMIL:RLの下の層でRLとSULの間の分離層),に対する最近の実験結果を紹介する。NMILに対しては,グラニュラ型RLにおける磁性粒の異形成長抑制のために,一軸性結晶対称性が必須の要求である。この見地から,ウルツ鉱型結晶のAlNと擬hcp構造(積層欠陥を持つfcc構造を意味する)を持つ物質が有効であることがわかった。SULに関しては,負のKuを持つ不規則hcp構造のCoIrは,書き込み時におけるリターンヨークの下への磁束の広い分布,およびSULにおけるBloch壁に代わるNeel壁の形成の双方による,スパイク雑音およびトラック消去の双方を,よく抑制することが分かった。RLに関しては,インコヒーレントなスイッチングモードを持ち正/負のKuが積層したスタック媒体が,高耐熱性を有する高KuのRL材料に対する,最近の書き込み能力(ライタビリティ)問題を解決するのに有効であることが分かった。これらのすべての項目を適用すると,「CoPtCr-酸化物/CoIr-酸化物/CoIr/擬hcp非磁性層/基板」という積層構造を持つ進歩した媒体の概念が,以下の観点から非常に有望であると結論した。すなわち,1)高Ku材料によるRLのスイッチング磁界の低減,2)従来の非晶質SULが不要,3)従来のNMILが不要,を指摘した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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電子・磁気・光学記録 
タイトルに関連する用語 (1件):
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