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J-GLOBAL ID:200902282382806945   整理番号:09A0078422

凹凸型単分散ゲル微粒子の一段階による調製 I.調製条件の影響

One Step Formation of Mono-Dispersed Gel Particles with Projections: I. Effect of Preparation Conditions
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 10-16  発行年: 2009年01月01日 
JST資料番号: G0749A  ISSN: 0916-4812  CODEN: NSEGE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ポリエチレングリコール(PEG)ブロックとアゾ基を含むマクロアゾ重合開始剤(PEG-MAI)を用いて,モノマーとして二官能性モノマーを用い,H2O/エタノール混合溶媒中においてゲル微粒子の調製を試みた。ゲル微粒子の粒子径,形態などにおよぼすモノマー濃度,モノマー/PEG-MAI比(RMI),溶媒組成などの影響について検討した。得られたゲル微粒子は粒子径100~400nm程度のほぼ単分散微粒子であり,表面に20nm程度の凹凸を有している。RMI=50一定でゲル微粒子合成の際のモノマー濃度を変化させた場合,モノマー濃度が0.2mol/L以上ではマクロゲル化したが,0.1mol/L以下にするとゲル微粒子が分散状態で得られ,濃度が高い方が粒子径は大きいことがわかった。モノマー濃度一定(0.1mol/L)の場合,RMIが50~1程度の範囲においてゲル微粒子が分散状態で得られ,いずれも凹凸を有する微粒子であった。RMIの値が小さいほど,粒子径は小さいことがわかった。ゲル微粒子の粒子径と調製の際の混合溶媒中のH2O含有率との関係から,溶媒との親和性によって粒子径が異なるものと考えられた。前報のPEG-MAI/単官能モノマーによる球状微粒子および二官能/単官能モノマーの共重合微粒子との比較から,微粒子表面の柔軟なPEGブロック・シェル層と硬いコア層の組み合わせによって凹凸構造ができやすいものと推定された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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共重合  ,  高分子固体の構造と形態学 
引用文献 (9件):
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