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J-GLOBAL ID:200902282881232399   整理番号:08A0479184

テトラピロールの安定窒素同位体組成測定のための化合物特定同位体法

A compound-specific isotope method for measuring the stable nitrogen isotopic composition of tetrapyrroles
著者 (7件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 510-520  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: C0862B  ISSN: 0146-6380  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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クロロ及びフェオ色素,並びにアルキルポルフィリンのような天然のテトラピロールの安定窒素同位体の特徴は,現在の水環境と地質学的過去の窒素循環再構築に対する有力な効果的な役割を務める。しかしながら,その適用は分析困難性により限られていた。この研究では,モノピロール単位(すなわちマレイミド)への化学変換と,ガスクロマトグラフィ/燃焼/同位体比質量分析法(GS/S/IRMS)によるその同位体分析の結合により,テトラピロールの安定窒素同位体組成を調べる方法を開発した。二つの標準品(ピロフェオフォルビドaとメソポルフィリンIXメチルエステル)及び四つの天然品(クロロフィルa,デオキソフィロエリスロエチオポルフィリン(DPEP),二つの17-nor-DPEP)のテトラピロールを,HCl処理とクロム酸酸化によってマレイミドに変換した。マレイミドの安定窒素同位体は,±0.5‰より良好な標準偏差(1σ)と最小試料量0.8nmol Nで,GS/S/IRMSにより測定することができる。マレイミドの同位体組成は,元のテトラピロールのそれと矛盾せず,化学処理の間窒素同位体分別は意味が無かったことを示唆している。さらに,単一のテトラピロールから導いたマレイミド間の同位体組成には本質的な差異は観察していない。開発した方法は,様々な生物学的及び地質学的試料中天然テトラピロールの窒素同位体分析に適用することができる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機地球化学  ,  同位体地質学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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