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J-GLOBAL ID：200902283227042714   整理番号：09A0771974

電気化学的高分子反応によるチオフェン-フルオレン交互共重合体の容易官能化

Facile Functionalization of a Thiophene-Fluorene Alternating Copolymer via Electrochemical Polymer Reaction

著者 (4件)： INAGI Shinsuke (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  HAYASHI Shotaro (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  HOSAKA Kenta (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  FUCHIGAMI Toshio (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 42  号： 12  ページ： 3881-3883  発行年： 2009年06月23日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チオフェン-フルオレン交互共重合体(I)をSuzuki-Miyauraカップリング重合により合成した。支持電解質及びハロゲン源としてテトラエチルアンモニウムハライドの存在下でIの電気化学的ハロゲン化を調べた。チオフェン単位あたり導入されるCl及びBr原子数はそれぞれ1.7及び1.1であった。塩素化後の吸収最大ピークは青方偏移した。その青方偏移は共重合体中のチオフェン環の3-及び4-位へのCl原子の導入が隣接チオフェン及びフルオレン単位間の立体的反発を引起すことに起因した。I及びその塩素化重合体はCHCl₃溶液中でそれぞれ緑及び青色発光を示して,それらの蛍光量子収量が0.78及び0.73であった。この結果は重いCl原子の導入にもかかわらず塩素化重合体の量子収量がIの場合と比較してかなり高いレベルにあることを示した。

シソーラス用語： Suzuki反応 ,  重縮合 ,  高分子反応 ,  *アノード酸化 ,  ハロゲン化 ,  塩素化 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  紫外可視発光スペクトル ,  青方偏移 ,  光ルミネセンス ,  量子収量 ,  *塩素化重合体 ,  硫黄複素環化合物 ,  支持電解質 ,  青色光 ,  *ポリヘテロアリーレン ,  交互共重合体
準シソーラス用語： Suzuki-Miyauraカップリング ,  *共役重合体

分類 (3件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (2件)： 2,5-ジブロモチオフェン ,  2,2′-(9,9-ジオクチル-9H-フルオレン-2,7-ジイル)ビス(1,3,2-ジオキサボリナン)

タイトルに関連する用語 (7件)： 電気化学 ,  高分子反応 ,  チオフェン ,  フルオレン ,  交互共重合体 ,  容易 ,  官能化