文献
J-GLOBAL ID:200902283238704409   整理番号:08A0888019

携帯端末アンテナ評価用空間フェージングエミュレータの提案

著者 (4件):
資料名:
巻: J91-B  号:ページ: 960-971  発行年: 2008年09月01日 
JST資料番号: S0622C  ISSN: 1344-4697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文では,クラークモデルに基づく携帯端末アンテナ評価用空間フェージングエミュレータを提案する。提案方式は,N本の周辺散乱体を円周上に等間隔で配置し,移相回路及び減衰回路により各散乱体の位相と振幅を制御可能とした構成であって,周辺散乱体の中心付近に多重波伝搬環境を構築する。この場合,移相回路により携帯端末の進行方向と最大ドップラー周波数を制御可能であり,減衰回路によりKファクタを制御可能である。まず,基礎検討としてフェージング特性を制御するために必要な散乱体本数及び進行方向について解析を行った。その結果,等間隔の場合には散乱体本数を奇数とすることが望ましく,その場合には進行方向上及び進行方向と直交する方向に散乱体が存在しないことが重要であることを明らかにした。次に,散乱体半径rに対する有効性検証から,N=7本の場合には,2GHz帯において中心から0.5r以内の範囲でレイリー伝搬環境を構築可能であることを示した。更に,N=7本の場合について垂直偏波用ダイポールアンテナを周辺散乱体として用いたr=0.9mの空間フェージングエミュレータを構成し,レイリー及びライス伝搬環境が構築可能であることを確認した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
アンテナ  ,  移動通信 
引用文献 (11件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る