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J-GLOBAL ID：200902283833910578   整理番号：08A0414604

アリザリンイエローRを用いたろ過膜による水溶液からのアルミニウム(III)イオンの分離

The separation of aluminum(III) ions from the aqueous solution on membrane filter using Alizarin Yellow R

著者 (3件)： IHARA Kazuaki (Dep. of Materials Sci., Fac. of Engineering, Ibaraki Univ., Hitachi, Ibaraki 316-8511, JPN) ,  HASEGAWA Shin-ichi (National Inst. for Materials Sci., Tsukuba, Ibaraki 305-0047, JPN) ,  NAITO Kunishige (Dep. of Materials Sci., Fac. of Engineering, Ibaraki Univ., Hitachi, Ibaraki 316-8511, JPN)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 75  号： 4  ページ： 944-949  発行年： 2008年05月30日 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： pH指示薬のひとつであるアリザリンイエローRを沈殿剤として用いた水溶液からのAl(III)イオンの採取のための有効かつ選択的な方法として,膜ろ過について調べた。沈殿や濁りのない水溶液の調製のために,非イオン性界面活性剤であるTriton X-100を不溶性物質の溶解剤として用いた。三種類の金属イオンAl(III),V(III)およびCu(II)イオンを,それぞれpH4~7,pH4~9およびpH5.5~12範囲に制御した水溶液から,吸引ろ過により濾過膜上に黄橙色沈殿として採取することができた。Al(II)イオンが採取されるpH5.5~8の範囲で過酸化水素およびo-フェナントロリンがV(III)およびCu(II)イオンをマスキングできることがわかった。この膜ろ過を水道水中のAl(III)の選択分離と定量に適用した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルミニウム化合物 ,  *金属イオン ,  *膜濾過 ,  分離 ,  沈殿試薬 ,  過酸化水素 ,  添加物効果 ,  マスキング ,  水道水 ,  定量分析 ,  可溶化剤 ,  ポリテトラフルオロエチレン ,  *沈殿 ,  水質試験 ,  *分光光度定量 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  非イオン界面活性剤
準シソーラス用語： Triton X-100

分類 (3件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  膜分離  (XD02120Z) ,  無機化合物の物理分析  (CC03024P)

物質索引 (2件)： o-フェナントロリン ,  2-ヒドロキシ-5-(4-ニトロフェニルアゾ)安息香酸

タイトルに関連する用語 (5件)： アリザリンイエロー ,  ろ過膜 ,  水溶液 ,  アルミニウム ,  イオン