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J-GLOBAL ID:200902284051299841   整理番号:09A0255037

オゾン週末効果反転現象のメカニズム

A mechanism of reversals on the ozone weekend effects
著者 (2件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 82-90  発行年: 2009年03月10日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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既報で見いだされたオゾン週末効果の時間・空間上の反転現象を説明するため,移流と反応のみを考慮した簡易数値モデルを作成した。このモデルは,発生源からの移流時間が短いと光化学反応に供給される光エネルギーが制約されるため,O3日最高濃度が押さえられる状況を説明する。移流時間別にオゾン日最高濃度等値線図を作成して,HC-limitedとNOx-limitedのオゾン生成レジームが存在すること,移流時間とともにNOx-limitedの領域が拡大していくことを確認した。このことから,特定のNMHC,NOx初期値で排出された場合に,発生源近くのHC-limitedから遠方のNOx-limitedへと移行する傾向があることが説明できた。週末の前駆物質の低減がNMHC,NOx間で異なり,NOx低減率が大きいことを前提として,発生源近くではHC-limitedのレジーム内でオゾン週末上昇が,発生源から遠方ではNOx-limitedのレジームにかけてオゾン週末低下がもたらされることがモデルにより説明できた。また,レジーム境界は気象条件によっても異なり,日射量・気温が低下すると,HC-limitedからNOx-limitedへの移行がより遠方に移ることから,週末低下が起こりにくくなることも説明された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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気圏環境汚染 
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