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J-GLOBAL ID：200902284311381210   整理番号：09A0078637

農業新技術の開発と応用展開 寄主植物香気成分を利用した斑点米カメムシ誘引剤の開発

著者 (1件)： 堀雅敏 (東北大 大学院農学研究科)
資料名： 今月の農業 農薬・資材・技術
巻： 53  号： 1  ページ： 44-49  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： S0504B  ISSN： 0912-1404  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 寄主植物の香気が斑点米カメムシの水田侵入に関与しており,それを利用した誘引剤開発を研究した。アカヒゲホソミドリカスミカメはスズメノテッポウなどイネ科植物の香気に誘引されるが,それよりも強く開花したイネを好む。開花期のイネの香気は穂から放出されるものである。4葉期のイネ,乳熟期,成熟期のイネは誘因性を持たない。香気にはセスキテルペン類の関与が考えられ,β-カリオフィレンの誘引性が確認された。アカスジカスミカメについても同様の結果が得られており,現在原因物質を研究中である。

シソーラス用語： 誘引剤 ,  被害粒 ,  米 ,  *芳香成分 ,  *カスミカメムシ科 ,  イネ ,  開花 ,  *セスキテルペン ,  *誘引作用 ,  宿主
準シソーラス用語： *アカスジカスミカメ ,  *アカヒゲホソミドリカスミカメ ,  ノスズメノテッポウ ,  寄主植物 ,  斑点米 ,  *斑点米カメムシ類

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

物質索引 (1件)： β-カリオフィレン

タイトルに関連する用語 (8件)： 農業 ,  開発 ,  応用 ,  展開 ,  寄主植物 ,  香気成分 ,  斑点米カメムシ ,  誘引剤