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J-GLOBAL ID:200902284518684264   整理番号:09A0098780

スラスト玉軸受に用いる潤滑グリースの耐フレッチング性評価に関する研究-ASTMD4170試験とインパクト試験の比較-

Evaluation of Fretting Protection Property of Lubricating Grease Applied to Thrust Ball Bearing-Comparison between ASTM D 4170 Test and Impact Fretting Test-
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 64-72  発行年: 2009年01月15日 
JST資料番号: F0390A  ISSN: 0915-1168  CODEN: TORAEO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,インパクトフレッチング試験法として,スラスト玉軸受に法線方向の変動荷重を加える試験方法を開発し,実用グリースに対して,一定荷重下で揺動するASTM試験とインパクトフレッチング試験の両試験を行い,フレッチング摩耗に及ぼすグリースの影響について比較した。これにより得た主な知見を次に示した。1)摩耗は時間と共に接触面の外周部から中央に向けて広がり,摩耗の広がりを5段階の評点で,グリースの耐フレッチング性の優劣を評価できること,2)グリースの耐フレッチング性の優劣は,ASTM試験とインパクトフレッチング試験で逆転する傾向があること,3)基油動粘度の影響について,インパクトフレッチング試験とASTM試験とでは逆の傾向を示すこと,基油動粘度が高いほどASTM試験の摩耗量は増大する傾向があるが,インパクトフレッチング試験の評点は低下し摩耗が少なくなること,4)添加剤の影響については,グリースに摩耗防止剤や固体潤滑剤を添加した場合,インパクトフレッチング試験の評点を下げ摩耗を低減する効果があること,5)ASTM試験で成績の良い,いわゆる耐フレッチンググリースは,総じてインパクトフレッチング試験で劣ること,また供試した実用グリースでASTM試験の摩耗量が8mg以下で,かつインパクトフレッチング試験の評点が2以下のグリース,すなわち両試験に対して優れたグリースは見当たらないこと。
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分類 (1件):
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軸受 

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