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J-GLOBAL ID:200902284663012061   整理番号:08A1175845

湿地の再生と管理-宍道湖と中海をめぐって-産業副産物を用いた中海浚渫窪地の埋め戻しに向けて

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巻: 37  号: 11  ページ: 772-777  発行年: 2008年11月20日 
JST資料番号: S0796A  ISSN: 0388-9459  CODEN: KAGIDX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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島根大学のグループが汽水湖である中海の環境保全を目的として,産業副産物を用いた中海浚渫窪地の埋め戻しに向けた取り組みについて解説した。中海の水深は4~6mであるが,浚渫窪地は10~14mである。ここに堆積した栄養塩が夏季に表層水へ供給され,赤潮の原因となっている。記事では浚渫窪地の埋め戻し材として高炉水砕スラグ,粒状化石炭灰の可能性と問題点に触れるとともに,産業副産物の再利用について述べている。建設廃棄物の40%以上を占める解体コンクリートは大部分リサイクルされているが,コンクリート塊を粉砕した際に発生する微粉は再利用されていない。また島根県は石州瓦の産地であるが,廃瓦は産業廃棄物として処理されている。このような状況において,島根大学では産業副産物の埋め戻し材としての利用法の研究に取り組んでいる。産業副産物の利用に当って,重金属等の有害物質が混入することをモニタするために,バイオアッセイを検討している。バイオアッセイは短期的視点と長期的視点から実施する必要があるが,短期的にはイシマキガイを使用するが,長期的には食物連鎖を考慮し,ヒラメやスズキの稚魚の利用を検討している。
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分類 (3件):
分類
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湖沼汚濁  ,  自然保護  ,  環境衛生,公害対策一般 
引用文献 (14件):
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