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J-GLOBAL ID：200902284996083560   整理番号：09A0306699

(NH₄)₃Li(SO₄)₂の相転移と結晶構造

Phase Transitions and Structural Study of (NH₄)₃Li(SO₄)₂

著者 (8件)： 栗濱忠司 (中部大) ,  鈴木良直 (中部大) ,  TENG Yong Jie (中部大) ,  山本雅也 (中部大) ,  石川英里 (中部大) ,  清水文直 (いわき明星大 科学技術) ,  山口俊久 (明星大 理工) ,  高重正明 (いわき明星大 科学技術)
資料名： 中部大学総合工学研究所総合工学  (Bulletin. Institute of Science and Technology Research)
巻： 21  ページ： 1-7  発行年： 2009年03月01日 
JST資料番号： L0278A  ISSN： 0915-3292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 硫安系強誘電体の派生物質として,A₃B(XY₄)₂型の誘電特性を調べる第一歩として標記材料の単結晶を成長させ,その相転移と室温の結晶構造を詳しく調べた。すなわち,(NH₄)₃Li(SO₄)₂の相転移と結晶構造をそれぞれ示差熱分析(DTA)と示差走査熱量測定(DTA)及びこれの単結晶のX線回折測定によって調べた。この結果,DSC測定で相転移に相当する熱異常を458,286,及び221K付近に認めた。室温で,(NH₄)₃Li(SO₄)₂の空間群はラウエ判定から単斜晶系に属するP2₁(Z=2)と結論付けた。格子定数はa=8.78105(5)Å,b=5.2823(2)Å,c=9.1331(5)Å,β=90.0782(9)°であった。R因子はH原子を除いた状態で4.77%に集束した。

シソーラス用語： *構造相転移 ,  *結晶構造 ,  示差熱分析 ,  示差走査熱量測定 ,  X線回折 ,  空間群 ,  単斜晶系 ,  硫酸アンモニウム ,  *アンモニウム化合物 ,  リチウム化合物 ,  硫酸塩 ,  単結晶 ,  強誘電体 ,  格子定数 ,  構造解析

分類 (2件)： その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J) ,  強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 相転移 ,  結晶構造