抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ホットスタンピングによる超高強度部品製造の生産性向上を実現する技術の構築に必要な基礎データを提供した。ハット型成形実験を行い,以下に示す結果を得た。1)SUS420J2のような空冷でもマルテンサイト変態をする材料を用いることで極短時間のプレス加工の後,すぐに金型から取出して放冷しても1500MPa級の超高強度部品が製造できる。2)そのときの形状凍結性は高温で成形加工した方が優れる。3)金型ギャップあるいは板幅を狭くすると形状凍結性は改善するが,ある値を超すと効果は飽和する。4)本研究で行った毎分50回転から80回転の機械プレス加工の範囲では,形状凍結性に及ぼす成形速度の影響は小さい。5)金型内で変態を起こさせることにより,ほぼ完璧な形状凍結性を得るが,変態温度以上でも下死点で数秒保持することで形状凍結性は顕著に向上する。