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J-GLOBAL ID:200902285659727648   整理番号:09A0423342

カーボンナノチューブから作製された細いグラフェンナノリボン

Narrow graphene nanoribbons from carbon nanotubes
著者 (5件):
資料名:
巻: 458  号: 7240  ページ: 877-880  発行年: 2009年04月16日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グラフェンナノリボン(GNR)は,ほかの炭素同素体とは異なる特性をもつ材料である。10nm未満のGNRはすべて半導体的性質をもつため,カーボンナノチューブ(CNT)の性質が金属的になるか半導体的になるかがキラリティに極めて大きく依存するという,将来のエレクトロニクスにおける問題を回避できる可能性がある。現在,リソグラフィー法,化学的または音響化学的方法でGNRを作製することは困難である。滑らかなエッジをもち,幅が制御可能なGNRを高収率で得ることも難しい。本論文では,ポリマー薄膜に部分的に埋め込まれた多層カーボンナノチューブをプラズマエッチングで開くことによってGNRを作製する方法を示す。得られたGNRは,エッジが滑らかであり,幅の分布が10~20nmと狭い。ラマン分光法と電気伝導測定によって,高品質のGNRであることが明らかになった。構造がはっきりわかっているCNTアレイを切開することにより,幅,エッジ構造,配置および配列が制御されたGNRをデバイス集積化向けのスケーラブルな方法で作製することが可能となるだろう。Copyright Nature Publishing Group 2009
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分類 (2件):
分類
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炭素とその化合物  ,  半導体結晶の電気伝導 
タイトルに関連する用語 (3件):
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