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J-GLOBAL ID：200902285703443873   整理番号：08A1009586

変異はBacillus clausii鞭毛モーターのナトリウム対プロトンの使用を変え,Bacillus subtilisモーターに対しては二重イオン使用を与える

Mutations alter the sodium versus proton use of a Bacillus clausii flagellar motor and confer dual ion use on Bacillus subtilis motors

著者 (3件)： TERAHARA Naoya (Toyo Univ., Gunma, JPN) ,  KRULWICH Terry A. (Mount Sinai School of Medicine, NY) ,  ITO Masahiro (Toyo Univ., Gunma, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 105  号： 38  ページ： 14359-14364  発行年： 2008年09月23日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 液体中と表面の泳動を支持する細菌鞭毛は,膜に埋め込まれた固定子,Mot複合体を含む。今回,アルカリ親和性Bacillus clausii KSM-K16は,そのゲノムが一つのMot(BCl-MotAB)のみをコードするが,pH7~11の範囲で運動性であることを報告した。pH,ナトリウム濃度とイオン選択性運動阻害剤による泳動分析で,BCl-MotABは高pHでナトリウムによる運動性に関わったが,低pHではプロトンを用いた。このパターンはBCl-MotABあるいは2つのB.subtilis固定子,ナトリウム結合Bs-MotBとプロトン結合Bs-MotABの一つを発現する固定子のない変異体で確認した。さらに検討し,ニ機能,単一結合鞭毛固定子の特異性を変える決定因子は,プロトンとナトリウムイオンの両方を用いる他のイオン移動トランスポーター研究からの視点に加わると結論した。

シソーラス用語： 点突然変異 ,  *桿菌属 ,  *鞭毛 ,  *細菌タンパク質 ,  枯草菌 ,  運動性 ,  pH【水素イオン指数】 ,  ナトリウム化合物 ,  金属イオン ,  膜タンパク質 ,  細菌 ,  アミノ酸配列 ,  相同性 ,  細胞運動 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  カルボアミド ,  第三アミン ,  モータータンパク質
準シソーラス用語： Bacillus clausii ,  ナトリウムイオン

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： EIPA

タイトルに関連する用語 (7件)： 変異 ,  Bacillus ,  鞭毛モーター ,  ナトリウム ,  プロトン ,  モーター ,  重イオン