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J-GLOBAL ID:200902285844176127   整理番号:08A0635739

DJ-1結合化合物はParkinson病モデルラットにおける酸化ストレス誘発細胞死と運動障害を阻止する

DJ-1-binding compounds prevent oxidative stress-induced cell death and movement defect in Parkinson’s disease model rats
著者 (14件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 2418-2434  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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筆者らは既報で,Parkinson病(PD)モデルラットへのDJ-1蛋白質投与がドーパミン作動性細胞を阻止し,運動機能を回復させることを報告した。このことから,脳内のDJ-1酸化を阻止して活性型DJ-1を維持できれば,PDの進行を抑制できると考えてスクリーングを実施し,酸化ストレス誘発細胞死を阻止するDJ-1結合蛋白質を同定した。これら化合物(UCP-0045037,UCP-0054278,UCP-0039696)は,SH-SY5Y細胞,ES細胞由来ドーパミン作動性細胞及び腹側中脳の初代神経細胞の酸化ストレス誘発細胞死を阻止したが,DJ-1ノックダウンSH-SY5Y細胞及びNIH 3T3細胞の細胞死は抑制しなかった。これら化合物は,活性酸素産生を抑制し,酸化ストレスで損傷されたミトコンドリア複合体I及びチロシンヒドロキシラーゼ活性を回復させた。これら化合物は,6-ヒドロキシドーパミン誘発PDモデルラットにおける黒質ドーパミン作動性細胞死を抑制し,運動障害を改善した。これらの結果から,上記化合物がPD治療薬としての可能性を有することが示唆された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物学的機能 

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