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J-GLOBAL ID:200902286038594780   整理番号:09A1169775

春の西部北太平洋の黒潮-親潮移行域と亜寒帯の水域における生物学的後方散乱の音響特性解析

Acoustic characterization of biological backscatterings in the Kuroshio-Oyashio inter-frontal zone and subarctic waters of the western North Pacific in spring
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 386-401  発行年: 2009年11月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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日本の主要な浮魚類の漁場である常磐-三陸海域(本州の東海岸,37~41°N)では,親潮と黒潮の影響を受け魚類やオキアミの分布が急速に変化する。計量魚群探知機を用いて浮魚類等の分布状況を把握するため,2003年4月9~28日に西部北太平洋の黒潮-親潮移行域と亜寒帯の水域において,計量魚群調査と曳網調査を実施した。魚群反応の2つの周波数(120Hzと38kHz)の間の体積後方散乱強度の平均値の差(ΔMVBS120-38)を理論的なターゲットストレングスモデルにより解析し,曳網で漁獲された魚との関係を調べた。各生物種は以下の後方散乱を示した。カイアシ類13.7~17.3dB,オキアミ11.6~15.3dB,カタクチイワシ-1.6~1.1dB,トドハダカDiaphus theta-0.8dB,イカナゴ6.1dB,漂泳性魚と中深海性魚の仔稚魚-9.6~-4.0dB。本調査水域の生物学的後方散乱をΔMVBSを用いて特徴付けることができた。魚群反応に関するデータ,種判別に影響を及ぼす要因(魚群の形,魚群の遊泳水深,海底までの水深,ΔMVBS,海況等)を多変量解析等の統計的手法で解析することにより,魚種ごとのトータルストレングスを求め,計量魚群探知機の観測値を用いて複数の魚種の豊度の推定が可能になると考えた。
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分類 (3件):
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水産生物学一般  ,  生態学一般  ,  水中音響応用 

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