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J-GLOBAL ID：200902286145626938   整理番号：09A0848685

基地局連携を用いたセルラーシステムにおける端末スケジューリング

User scheduling in cellular system with Base Station Cooperation

著者 (6件)： 草島直紀 (東京工大) ,  GARCIA Ian Dexter (東京工大) ,  金子尚史 (KDDI研究所) ,  岸洋司 (KDDI研究所) ,  阪口啓 (東京工大) ,  荒木純道 (東京工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 130(RCS2009 53-77)  ページ： 77-82  発行年： 2009年07月09日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来のセルラーシステムではセルエッジにおける端末の通信品質の劣化が問題となっており,その解決技術の一つとして近年では基地局連携MIMOが注目されている。基地局連携MIMOはセル中心部の端末に対しては伝送容量の改善が見られないので,セル中心部では単一基地局MIMOを行うのが一般的である。しかしながら,このセルラーシステムは2種類の伝送方式を適宜切り替えながら通信を行うため,従来の端末スケジューラを適用することができない。本稿では基地局連携を用いたセルラーシステムにおける端末スケジューリングを考案し,それをフラクショナル基地局連携セルラーネットワーク環境下で評価を行った。単一基地局MIMO伝送と基地局連携MIMO伝送のそれぞれにおいて適時に伝搬状態が良い端末を選択することにより,基地局連携機能を搭載したセルラーシステムのスループットを改善する。(著者抄録)

シソーラス用語： *基地局 ,  *セルラ通信 ,  端末装置 ,  *スケジューリング ,  ネットワーク ,  *伝送品質 ,  通信方式 ,  多元接続通信 ,  無線伝送 ,  SN比 ,  スループット ,  計算機シミュレーション ,  通信路容量 ,  ダイバーシチ通信
準シソーラス用語： セルラネットワーク ,  MIMO

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (8件)：

• Requirements Related to Technical Performance for IMT-Advanced Radio Interface(s). ITU-R M.2134. 2008
• Requirements for Further Advancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access. 3GPP TR 36.913 v8.0.1. 2009
• GOLDSMITH, A. Capacity Limits of MIMO Channels. IEEE Jornal on Selected Areas in Communications. 2003, 21, 5, 684-702
• 阪口啓. 基地局連携MIMO空間周波数共用. IEICE Tech. Report. 2008, SR2007-103
• 草島直紀. フラクショナル基地局連携セルラーネットワーク. IEICE Tech. Report. 2009, RCS2008-226

タイトルに関連する用語 (4件)： 基地局 ,  連携 ,  セルラーシステム ,  スケジューリング