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J-GLOBAL ID：200902286213324350   整理番号：09A0436351

BSE検査済み国産牛肉に関する消費者評価-仮想順位付け実験による分析-

著者 (2件)： 澤田学 (帯広畜産大) ,  佐藤和夫 (酪農学園大 酪農)
資料名： 帯広畜産大学学術研究報告(Web)  (Research Bulletin of Obihiro University)
巻： 29  ページ： 74-81 (WEB ONLY)  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： U0015B  ISSN： 1348-5261  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 消費者がBSR検査済みの牛肉に対してどのような評価を行うのか検討するため,仮想の牛肉小売市場を設定し,仮想順位付け実験を行った。評価対象の属性は,「原産地」(国産黒毛和牛,国産牛,豪州産牛),「価格」,「BSE検査」とした。郵送による調査を行い,回答率は96.8%であった。データの分析には,ランクロジットモデルを利用した。分析の結果,消費者評価額は検査支持の消費者で,国産牛が国産黒毛和牛より2倍高かった。支持しないまたは価格次第の消費者では,検査済みと未検査の国産黒毛和牛の評価額は同じであった。BSE検査価格プレミアム率は,1)国産黒毛和種の場合,全頭検査継続を支持し,かつ,未検査の国産牛肉が店頭に並ぶ場合,価格が高くても検査済み国産牛を買う意向であるのは19~23%,2)同じく国産牛の場合は50%,3)検査の継続不要と考える消費者や,検査継続支持でも検査済み牛肉だけ買うとは限らないという消費者でも,21~33%と高かった。

シソーラス用語： *牛肉 ,  *食品検査 ,  *ウシ海綿状脳症 ,  *消費者志向 ,  意識調査 ,  アンケート ,  安全性 ,  黒毛和種 ,  日本 ,  オーストラリア連邦 ,  *評価基準 ,  価格決定 ,  優先順位 ,  ロジットモデル ,  価値分析
準シソーラス用語： ランクロジットモデル ,  *仮想市場評価法

分類 (3件)： 生肉の品質と処理  (FJ12032O) ,  食品の検査・取締り  (FJ01054G) ,  市場調査,広告  (KA06030H)

タイトルに関連する用語 (10件)： BSE ,  検査 ,  国産 ,  牛肉 ,  消費者 ,  評価 ,  仮想 ,  順位付け ,  実験 ,  分析