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J-GLOBAL ID:200902286286812557   整理番号:09A0442554

日本の百万都市における都市気候への人間活動による放熱の影響

Effects of anthropogenic heat release upon the urban climate in a Japanese megacity
著者 (3件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 421-431  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本報告は,エネルギーデータベース(下田ら1999年,都市部における人工廃熱の評価および見積り,会議ICB-ICUC99,WCASP-50,WMO/TD no.1026から選んだ論文)を中規模気象シミュレーションモデルの地表面の境界条件の一部として用いて,日本の百万都市(京阪神地区)において人間活動による放熱が都市気候に及ぼす影響についての研究結果を述べる。大気温度分布に関する計算結果は,日間平均のみならず日周変化の幅および時期も,観測値と同様であった。正確に再現するには,細かい解像度の網目で都市の植被や人間活動による放熱のような都市特性を再現することがきわめて重要である。著者らは,都市気候への人間活動による放熱の影響に関係した時間的空間的特性を調べるために,一定の放熱条件下での人間活動による熱に関する現在のデータを用いて分析を試みた。現在のデータを用いて大気温度への人間活動による放熱の影響を調べた結果は,放熱量は昼間より夜間のほうが低いが,温度の上昇は3倍近く大きいことを示す。現在のデータを用いて風系への人間活動による放熱の影響を調べた結果は,特に沿岸地域で陸風の開始が遅くなることを示す。一定の放熱条件下の人間活動による放熱の影響に関する時間的特性の調査は,夜明け前の温度への影響が最大であることを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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環境汚染一般  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (5件):
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