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J-GLOBAL ID:200902286505798948   整理番号:09A0634446

慢性ストレスはαMSH分泌の活性化及びそれに続くMSH産生細胞の変性を誘発する

Chronic stress elicits prolonged activation of α-MSH secretion and subsequent degeneration of melanotroph
著者 (9件):
資料名:
巻: 109  号:ページ: 1389-1399  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プロオピオメラノコルチン(POMC)を発現する脳下垂体細胞は慢性ストレスの影響を強く受けることが示唆されている。本研究では,底に水を張った飼育ケージ内でラット5日間飼育し,脳下垂体細胞に及ぼす影響を検討した。脳下垂体ホルモンの中で,特にPOMCのmRNAがアップレギュレートされ,POMCの主要代謝物のα-MSHの末梢血中濃度が上昇した。αMSH細胞では,小胞体とGolgi装置が著しく発達していた。その後の持続的ストレスにより,小胞体の拡張,Golgi装置の崩壊及び一部のMSH細胞の分解が生じた。脳下垂体中葉では,海馬からのドーパミン作動神経線維が著明に減少した。同様の形態変化が,D2受容体拮抗薬のスルピリド投与によって誘発された。これらの結果から,慢性ストレスはMSH分泌細胞を持続的に活性化し,その結果,細胞変性が誘発されることが証明された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  内分泌系の生理と解剖学 

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