抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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単発放電での材料除去過程を明らかにするため,油中と脱イオン水中で低融点合金を用いた実験を行った。形成された放電痕の観察から以下を明らかにした。1)低融点合金に生成する放電痕は,炭素鋼などの放電痕形状と異なり,放電痕周囲に盛上がりの少ない概ね球の一部のような断面形状を呈する。2)電極極性(-)として用いた油中単発放電の場合,パルス幅が長くなると放電痕除去量が減少,または増加傾向が減少する。一方,脱イオン水中では,パルス幅を長くしても除去量は減少せずに増大する傾向を示す。3)電極極性を(+)とした単発放電では,油中,脱イオン水中とも,パルス幅が長くなると放電痕除去量も増大する。4)油中で電極極性を(-)としてパルス幅の長い単発放電で除去量が減少するのは,溶け残りが極端に多くなるためである。