抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ロボカップジュニア(RCJ:RoboCup Junior)は,子どもたちの製作した自律型ロボットを競技者とする競技大会の一つである。この競技を通じてものづくりに対する興味・関心を高めるとともに,工夫・創造して課題を解決する実践的態度を育成できると考えられる。本論文では,技術・家庭科(技術分野)においてRCJに含まれる種目の中で災害救助を模倣したRCJ・レスキューを新たに情報技術学習の題材とすることを提案する。この題材による情報技術学習を実施するための学習指導計画を立案し,必要とされる自律型ロボット教材と計測・制御用プログラム言語を選定する。技術・家庭科(技術分野)の必修教科において授業実践し,生徒による自己評価の時系列的分析,並びに,考査による客観的な学習効果の評価結果から,工夫し創造する手段である計測・制御用プログラム作成の観点から,提案した情報技術学習の有用性を示した。(著者抄録)