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J-GLOBAL ID：200902287588880531   整理番号：08A1184127

高流量におけるドラフトチューブサージのモデル実験

著者 (5件)： 米澤宏一 (大阪大 大学院) ,  桑原康彰 (大阪大 大学院) ,  CHEN C. (大阪大 大学院) ,  宮川和芳 (三菱重工業) ,  辻本良信 (大阪大 大学院)
資料名： ターボ機械協会講演会  (ターボ機械協会総会講演会)
巻： 60th  ページ： 194-199  発行年： 2008年 
JST資料番号： X0661A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水力発電用水車で最も重大な問題の一つである,非設計点運転での流体振動の共振によるドラフトチューブサージの発生機構を,標記モデル実験により検討した。Chenらの一次元解析モデル(ASME Trans.J.Fluids Eng.,130,041106(2008))に近い装置を作成して実験を行い,Chenらの解析の実証を行った。そして複数のドラフトチューブモデルに対して実験を行い,流体振動の性質を調べた。実験方法として,実験の概要,計測方法,ドラフトチューブモデル,及び無次元化を説明した。実験結果と考察として,各ディフューザとキャビテータを用いたときのキャビテーション数とストローハル数およびキャビテーション長の関係,キャビテーション数に対するディフューザ内の壁面軸方向静圧分布,などを図説した。その結果,このサージ現象は,ディフューザ形状に基づく圧力回復が得られる場合に発生することが確認された。また,振動のストローハル数はキャビテーション数に依らず0.2~0.4の値となった。

シソーラス用語： *水力発電 ,  *水車 ,  流量 ,  *吸出管 ,  *サージング【流力】 ,  *模型試験 ,  *振動 ,  *共振 ,  機構 ,  一次元 ,  解析モデル ,  実験 ,  証明 ,  計測 ,  無次元数 ,  ディフューザ ,  キャビテーション ,  Strouhal数 ,  壁面 ,  軸方向 ,  静圧 ,  分布 ,  形態 ,  圧力 ,  回復 ,  発生機構 ,  *流体振動
準シソーラス用語： *ドラフトチューブ ,  *モデル実験 ,  形状 ,  実証

分類 (2件)： 水車  (QD02000N) ,  流体波,流体振動  (BC02050Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： 流量 ,  モデル実験