抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
昭和37年5月に発生した常磐線三河島駅での列車二重衝突事故を契機として,それまでの車内警報装置から自動列車停止機能を有するATSの導入が始まった。昭和41年には国鉄全線整備となった。現在,JR在来線の大部分に整備されているATSは,国鉄のATS-S型を原型としており,ATS-S改良形と呼ばれている。次に,ATCの導入は昭和36年の営団日比谷線,昭和39年開通の東海道新幹線に始まる。当時の在来線のATCは,ATSと同様バックアップ的な位置づけであったが昭和40年に名古屋市地下鉄2号線に導入されたATCからは車内信号方式が採用された。更に昭和44年に開業した千代田線には列車の減速を装置優先で行うATCが導入された。その後,更に発展したATS,ATCが導入されて今日に及んでいる。制御の方法について紹介した。