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J-GLOBAL ID:200902288726468848   整理番号:08A1106364

割込み時の認知作業負荷とタスク再開遅れとの関係

著者 (5件):
資料名:
巻: J91-A  号: 11  ページ: 1072-1080  発行年: 2008年11月01日 
JST資料番号: S0621A  ISSN: 0913-5707  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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作業者がメインタスク実行中に別タスクの割込みを受けると,メインタスクを中断し,割込みに対処した後,メインタスクを再開する。このとき,割込みに対処する時間だけでなく,メインタスクのコンテクストを思い出し,割り込まれた作業を再開する時間も要する。本論文では,このタスク再開に必要な時間を再開遅れと呼ぶ。再開遅れはメインタスクや割込みの対処に必要な認知作業負荷によって異なると考えられる。しかしこれまでの研究では,それらの関係について定量的に評価されていなかった。そこで本論文では,作業者にかかっているメインタスクの認知作業負荷と,割込みタスクの認知作業負荷を,短期記憶の容量に基づいてそれぞれ定量的に設定し,それらとメインタスクに割込みを与えたときの再開遅れとの関係を実験により示した。実験の結果,メインタスクの認知作業負荷によって再開遅れは異なるとはいえないが,割込みの認知作業負荷が高いほど再開遅れは長いことが分かった。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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人間機械系 
引用文献 (10件):
  • E. M. Altmann and J. G. Trafton,“Task interruption: Resumption lag and the role of cues,” Proc. CogSci 2004, 2004.
  • T. Gillie and D. Broadbent,“What makes interruptions disruptive? A study of length, similarity and complexity,” Proc. Psychological Research, vol.50, pp. 243-250, 1989.
  • H. M. Hodgetts and D. M. Jones,“Interruption of the Tower of London task: Support for a goal activation approach,” J. Experimental Psychology: General, vol.135, no.1, pp. 103-115, Feb.2006.
  • S. T. Iqbal and B. P. Bailey,“Investigating the effectiveness of mental workload as a predictor of opportune moments for interruption,” Proc. CHI’05: Extended Abstracts, pp. 1489-1492, New York, 2005.
  • S. T. Iqbal and E. Horvitz,“Disruption and recovery of computing tasks: Field study, analysis, and directions,” Proc. CHI’07, pp. 677-686, New York, 2007.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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