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J-GLOBAL ID:200902288863323768   整理番号:09A0140683

東北日本男鹿半島,台島層の層序

Stratigraphy of the Early Miocene Daijima Formation, Oga Peninsula, NE Japan.
著者 (5件):
資料名:
巻: 115  号:ページ: 31-46  発行年: 2009年01月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,秋田県男鹿半島西南部に分布する中新統台島層について調査し,その岩相と層序を明らかにした。台島層はデイサイト火砕岩,玄武岩質安山岩溶岩および同質火砕岩,淡水成堆積岩から構成され,下位より双六沢礫岩,双六沢デイサイト,双六玄武岩,館山崎デイサイト,椿砂礫岩の5部層に区分される。台島層を構成する火山岩の岩相と層序,これまで報告されてきた放射年代は,男鹿半島西部の内陸に分布する野村川層と同じであり,また,共に門前層を不整合に覆い,西黒沢層に覆われることから台島層と野村川層は対比可能である。台島層および野村川層火山岩は,それらの放射年代に基づけば,約21Maに噴出・定置した可能性が高い。それらはバイモーダル組成で量も多く,いずれも古地磁気偏角は現在とは異なる北西を指す。したがって,台島層・野村川層火山岩の噴火は,日本海の急速な開裂の始まりを示す可能性が高い。(著者抄録)
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分類 (1件):
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堆積環境,層相 
引用文献 (51件):
  • BABA, K. A. New age constraints on counter-clockwise rotation of NE Japan. Geophys. Jour. Int. 2007, 171, 1325-1341
  • BLOW, W. H. Late Middle Eocene to Recent planktonic foraminiferal biostratigraphy. Proc. First Intern. Conference on Planktonic Microfossils, 1969. 1969, 1, 199-422
  • 千谷好之助. 男鹿島油田地質及び地形図, 同説明書. 1925
  • 千谷好之助. 本邦油田第三紀層の分類とその名称とに就きて. 地質雑. 1930, 37, 262-269
  • 藤岡展价. 東北裏日本地域における台島-西黒沢期の堆積物について. 石技誌. 1981, 45, 11-26
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