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J-GLOBAL ID:200902289273697510   整理番号:08A0427990

21個のWolf-Rayet星の近赤外スペクトル: 恒星風凝集と質量損失率

Near-Infrared Spectra of 21 Wolf-Rayet Stars: Wind Clumping and Mass-Loss Rates
著者 (6件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 191-208  発行年: 2008年04月25日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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東京の1.5m赤外望遠鏡に装着させたエシェル分光写真器を用いて21個の銀河Wolf-Rayet(WR)星の0.9~2.4μmスペクトルを観測した。観測したWR星は12個のWNE型,3個のWNL型,及び6個のWC型星からなる。近赤外連続スペクトルは,30~60kKの恒星有効温度T*を持つ恒星の黒体放射と約15kKの電子温度Teを持つ恒星風からの自由-自由放射の重合せで適合することができる。しかし,ほとんど全ての星のcmデータと比べてこの計算されたスペクトルはcm波長で超過を示す。これは恒星風ガスの凝集による赤外過剰フラックスで説明されてもよい。rのように星の中心からの距離に依存する「増幅因子」を仮定するならば,Nugis達が導出した結果と類似の質量損失率を持つ凝集補正自由-自由放射により近赤外スペクトルとcmデータの両方を再現することができる。また,凝集を考慮せずにHe1の1.083とHe2の1.012フラックスから質量損失率も推定した。より妥当な質量損失率の値をHe輝線フラックスから推定するためには更に詳細な考察が必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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宇宙線起源  ,  恒星 
引用文献 (20件):
  • Abbott, D. C., Bieging, J. H., Churchwell, E.,& Torres, A. V.1986, ApJ, 303, 239
  • Carson, T. R.1988, A & A, 189, 319
  • Crowther, P. A., Hillier, D. J.,& Smith, L. J.1995, A & A, 293, 403
  • Hamann, W.-R., Gräfener, G.,& Liermann, A.2006, A & A, 457, 1015
  • Hamann, W.-R.,& Koesterke, L.1998a, A & A, 333, 251
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