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J-GLOBAL ID:200902289591836643   整理番号:08A1120743

水星大気密度変動の地上観測

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資料名:
巻: 124th  ページ: ROMBUNNO.B009-09  発行年: 2008年 
JST資料番号: L6813A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水星大気の地上観測では,1地球日毎にナトリウム濃度が北半球高緯度から南半球高緯度へ移動し,密度が2倍まで増加する。2008年1月14日のメッセンジャー衛星の水星接近通過時に,水星のナトリウム大気光の尾部に,南北非対称を観測した。水星表面からのナトリウム放出は太陽風イオン飛沫に起因し,太陽風流束の変化により大気の濃集域と密度が時間変化する説と,太陽風イオン飛沫より光電離の放出量が多いという説がある。太陽風流束の変化が1時間に20%以上も増減するが,水星大気の観測時間分解能が1地球日位なので,水星大気密度の変化が太陽風流束変化によるかどうかは明白でない。この問題の解決に,2005年12月に岡山天文観測所で高分散分光器による,水星ナトリウム大気光の地上観測をした。日中観測により5時間の水星ナトリウム密度の変化を観測した。水星ナトリウムの視線方向円柱密度は,1.2×1011atoms/cm2であり,過去の値と一致した。この期間のACE衛星の太陽風流束の5時間の最大最小比は1.2だった。その期間の太陽風流束の最大最小比は観測期間の70%で1.4以上である。これは,太陽風イオン飛沫による放出が支配的でないことを示している。
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分類 (1件):
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惑星 
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