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J-GLOBAL ID：200902289603887036   整理番号：08A1181626

摩擦撹拌プロセスによる鋳造Mg合金のミクロ組織の改善

Microstructural modification of cast Mg alloys by friction stir processing

著者 (6件)： MORISHIGE T. (Osaka Prefecture Univ., Sakai, JPN) ,  TSUJIKAWA M. (Osaka Prefecture Univ., Sakai, JPN) ,  HINO M. (Industrial Technol. Res. Inst. Okayama Prefecture, Okayama, JPN) ,  HIRATA T. (Technol. Res. Inst. Osaka Prefecture, Osaka, JPN) ,  OKI S. (Kinki Univ., Osaka, JPN) ,  HIGASHI K. (Osaka Prefecture Univ., Sakai, JPN)
資料名： International Journal of Cast Metals Research  (International Journal of Cast Metals Research)
巻： 21  号： 1/4  ページ： 109-113  発行年： 2008年 
JST資料番号： W0712A  ISSN： 1364-0461  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 粗大な鋳造組織の微細化を目的として,Mg鋳造合金AZ91DおよびMg-Y-Zn鋳造合金に摩擦撹拌処理(FSP)を施し,処理域のミクロ組織と硬さ分布を調べ,X線回折で析出物の同定を行った。Mg-Y-Zn鋳造合金ではFSPが結晶粒の微細化に効果的であり,大きな硬さ(>120HV),細粒(~1μm)が得られる。AZ91Dの場合にはMg₁₇Al₁₂が部分的に溶解するので細粒化の程度はMg-Y-Zn合金の場合に比べて低い。Mg-Y-Zn合金ではFSPの過程でMg₁₂YZnまたはMg₃YZn₆,Mg₃Y₂Zn₃が溶解せずに分散する。粒径と硬さとの間にはHall-Petchの関係が認められる。FSP処理部の結晶粒径と硬さはFSPの入熱量に依存する。

シソーラス用語： *表面加工 ,  *マグネシウム合金 ,  イットリウム含有合金 ,  亜鉛含有合金 ,  金属間化合物 ,  *金属組織 ,  式 ,  硬度 ,  結晶粒径 ,  結晶粒微細化 ,  *摩擦撹拌処理
準シソーラス用語： 鋳造合金 ,  AZ91D ,  Hall-Petchの関係 ,  硬さ

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 摩擦撹拌プロセス ,  鋳造 ,  Mg合金 ,  ミクロ組織