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J-GLOBAL ID：200902289769445635   整理番号：09A1080411

過去の再現に基づくヒートアイランド現象の成因解析

STUDY ON THE ANALYSIS OF THE CAUSE OF AN URBAN HEAT ISLAND PHENOMENON THROUGH REPRODUCING THE PAST CONDITION

著者 (4件)： 照井奈都 (大阪大 大学院工学研究科) ,  鳴海大典 (大阪大 大学院工学研究科) ,  下田吉之 (大阪大 大学院工学研究科) ,  水野稔
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 644  ページ： 1163-1172  発行年： 2009年10月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1970年代における熱環境関連データベースを整備し,都市熱環境を数値モデルで再現することを試みた。その結果と現況の再現結果を基にして,現況と過去の熱環境比較評価や,土地利用・人工排熱(民生・産業・交通の各部門)の変化による都市熱環境への影響を要因ごとに分析することによって,現在の都市の昇温化に対する影響要因の特定を時空間軸で検討した。エネルギー消費が急激に増加した20世紀最終四半世紀における都市化の進展がヒートアイランド現象に及ぼす影響を明らかにしようとした。

シソーラス用語： 温熱環境 ,  データベース ,  *ヒートアイランド ,  因子分析 ,  都市モデル ,  *メソ解析 ,  要素分割 ,  *近畿地方 ,  住宅 ,  商業建築 ,  面積 ,  エネルギー原単位 ,  熱源 ,  成績係数 ,  *廃熱 ,  鉄道車両 ,  自動車 ,  土地利用 ,  熱量 ,  測定データ ,  工業用構造物 ,  気温変化 ,  日変化 ,  風の場 ,  環境影響 ,  場

分類 (2件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  建築環境一般  (RB02010T)

引用文献 (37件)：

• 1) 尾島俊雄:熱くなる大都市,NHKブックス,1975
• 2) 持田灯:重要論文のレビューとリスト 都市気候変動,日本建築学会総合論文誌,No.1,pp.128-133,2003
• 3) 大岡龍三:ヒートアイランド研究の状況,空気調和・衛生工学,Vol.79,No.5,pp.369-376,2005
• 4) 一ノ瀬俊明:環境システムとしての大気・熱環境研究の来し方行く末,環境システム研究,No.28,pp.3-10,2000
• 5) M. Kanda : Progress in Urban Meteorology : A Review, J. of the Meteorological Society of Japan, 85B, pp.363-383, 2007

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒートアイランド現象 ,  成因 ,  解析