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J-GLOBAL ID：200902289866673200   整理番号：09A0345751

ポリ(2-メタクリロイルオキシエチルメタクリレート)の鋳型重合により合成した梯子状ポリマ:ガラス転移点に及ぼす梯子状ポリマの構造効果

Ladder-like polymer synthesized by template polymerization of poly(2- methacryloyloxyethyl methacrylate): architectural effect of ladder-like polymer on glass transition temperature

著者 (2件)： SAITO Reiko (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  IIJIMA Yuki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Polymers for Advanced Technologies  (Polymers for Advanced Technologies)
巻： 20  号： 3  ページ： 280-284  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： W0503A  ISSN： 1042-7147  CODEN： PADTE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(2-HEMA)をATRPで合成し,メタクリル酸クロリドを用いてエステル化した。これを,ATRPで鋳型重合し,梯子状と直鎖のブロック共重合体が得られた。重合時間に連れ,梯子部の分率が増加した。これ等のポリマは何れも,直鎖部と梯子部2種のガラス転移点を示した。最高梯子分率(73.5モル%)のポリマを加水分解した。先ず,直鎖部のエステルが解離し,次いで梯子部が解離した。加水分解で得た梯子部60モル%のポリマは,鋳型重合で得た梯子部64.9モル%ポリマのTgより高い値を示し,梯子部の分別は熱安定性を増すことが分かった。

シソーラス用語： *はしご状重合体 ,  *ガラス転移点 ,  *ポリメタクリル酸エステル ,  *原子移動ラジカル重合 ,  加水分解 ,  水酸化リチウム ,  FTIR分光法 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  *鋳型重合 ,  *ブロック共重合体 ,  モル分率 ,  熱安定性 ,  エステル化 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド ,  脂肪族アルコール ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  ジオール ,  臭化銅
準シソーラス用語： DSC【熱量測定】

分類 (3件)： アクリル樹脂  (YH07110K) ,  物理的性質一般  (YH02021U) ,  高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (6件)： 2-ヒドロキシエチルメタクリレート ,  α,α′-ジブロモ-p-キシレン ,  メタクリル酸クロリド ,  DMF ,  DMSO ,  ビスメタクリル酸エチレン

タイトルに関連する用語 (5件)： 鋳型重合 ,  梯子 ,  ポリマ ,  ガラス転移点 ,  構造効果