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J-GLOBAL ID:200902290218012221   整理番号:08A1026169

将来の気候変動と炭素循環の間のフィードバックについての地理的分布

Geographical distribution of the feedback between future climate change and the carbon cycle
著者 (5件):
資料名:
巻: 113  号: G3  ページ: G03002  発行年: 2008年07月19日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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MIROCに基づく結合気候-炭素循環モデルを用いた地球温暖化実験を行うことにより,気候-炭素循環フィードバックを検討した。このモデルによると,21世紀末までに,温暖化は体積(ppmv)で123ppmの二酸化炭素(CO2)レベルのさらなる増加を導く。この正のフィードバックは,ほとんど陸地起源の土壌二酸化炭素ダイナミクスに帰することができる。地域規模で,シベリアは,大きい正のフィードバックを被るが,これは,温暖化による微生物呼吸の促進が,土壌炭素レベルを引き下げるからであMIROCに基づく結合気候-炭素循環モデルを用いた地球温暖化実験を行うことにより,気候-炭素循環フィードバックを検討した。このモデルによると,21世紀末までに,温暖化は体積(ppmv)で123ppmの二酸化炭素(CO2)レベルのさらなる増加を導く。この正のフィードバックは,ほとんど陸地起源の土壌二酸化炭素ダイナミクスに帰することができる。地域規模で,シベリアは,大きい正のフィードバックを被るが,これは,温暖化による微生物呼吸の促進が,土壌炭素レベルを引き下げるからである。アマゾンもまた,微生物呼吸の加速に起因する正のフィードバックを有する。一方,北米西部と中部及びオーストラリア南部のような幾つかの地域は,負のフィードバックを被るが,これは,降下リターの増加が,土壌炭素呼吸の増加を上回るからである。フィードバックへの海洋の寄与は,地球規模での陸地の寄与よりも非常に小さいが,北大西洋北部での正のフィードバックは,モデルのアマゾンとシベリアと同じくらい大きい。北大西洋北部では,冬季混合の弱まりが,海面でのCO2吸収の減少を引き起こす。さらに,北大西洋深層水の生成の弱まりが,深層水へのCO2沈み込みの減少を引き起こす。このような地域規模の相違を理解することは,結合気候-炭素循環モデルの結果における不釣合いを説明するのに役立つ可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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気候学,気候変動  ,  対流圏・成層圏の地球化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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