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J-GLOBAL ID：200902290713003883   整理番号：09A0796747

NiO_1+x(0<x<1)半導体の熱活性を利用したVOC分解システム VOCの低温分解を目指した新規な半導体材料

著者 (2件)： 水口仁 (横浜国大) ,  佐藤義志 (横浜国大)
資料名： クリーンテクノロジー  (Clean Technology)
巻： 19  号： 8  ページ： 32-36  発行年： 2009年08月10日 
JST資料番号： L1138A  ISSN： 0917-1819  CODEN： KTEKER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 酸化ニッケルの電気伝導度ならびにSeebeck係数の温度変化,拡散反射スペクトル等の実験を通してVOC分解のメカニズムを考察した。酸化ニッケル焼結体の電気伝導度およびSeebeckポテンシャルを測定した。この結果から,酸化ニッケルを熱励起すると大量のキャリアを発生し,正孔伝導の方が電子伝導より優勢であることから,酸化ニッケルがVOC分解に有望なことが示唆された。酸化ニッケルを触媒として流動層でトルエンを分解したところ,酸化チタンを用いた分解場合より低い温度でトルエンを分解できた。比表面積は酸化チタンより小さいので比表面積を高めればさrに高い性能が得られるであろう。

シソーラス用語： *酸化ニッケル ,  化合物半導体 ,  *揮発性有機化合物 ,  *分解 ,  熱起電力 ,  電気伝導率 ,  触媒反応 ,  比表面積 ,  正孔 ,  アルキルベンゼン

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  空気浄化  (PC02060X)

物質索引 (1件)： トルエン

タイトルに関連する用語 (6件)： 活性 ,  VOC ,  分解システム ,  低温 ,  分解 ,  半導体材料