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J-GLOBAL ID：200902290779572358   整理番号：08A1051121

ヒストンシャペロンをコードするTAF-Iα遺伝子のSp1が仲介する転写調節

Sp1-mediated transcription regulation of TAF-Iα gene encoding a histone chaperone

著者 (3件)： ASAKA Masamitsu N. (Dep. of Infection Biology, Graduate School of Comprehensive Human Sci. and Inst. of Basic Medical Sci., Univ. of ...) ,  MURANO Kensaku (Dep. of Infection Biology, Graduate School of Comprehensive Human Sci. and Inst. of Basic Medical Sci., Univ. of ...) ,  NAGATA Kyosuke (Dep. of Infection Biology, Graduate School of Comprehensive Human Sci. and Inst. of Basic Medical Sci., Univ. of ...)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 376  号： 4  ページ： 665-670  発行年： 2008年11月28日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒストンシャペロンの一つであるTAF-Iは2つのサブタイプTAF-IαとTAF-Iβから成る。TAF-Iのヒストンシャペロン活性はこれらのサブタイプの二量体パターンにより調節される。TAF-Iβは普遍的に発現する一方,TAF-Iβよりも活性が低いTAF-Iαの発現レベルは細胞型の間で異なる。従って,細胞におけるTAF-Iαの発現レベルはTAF-I活性レベルに関し重要であると想定される。ここで,我々はTAF-IαおよびTAF-Iβ遺伝子が別個のプロモーター制御下にあることを見出した。レポーター分析およびゲル移動度分析は,Sp1がTAF-Iαプロモーターの3つの領域に結合し,3つのSp1結合領域の2つまたは全ての変異はTAF-Iαプロモーター活性を減じた。ChIP分析はSp1がin vivoでTAF-Iαプロモーターに結合することを立証した。さらに,TAF-Iα mRNAの発現レベルはsiRNA法を用いたSp1のノックダウンにより減少した。これらの研究はTAF-いαプロモーターがSp1の制御下にあることを示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ヒストン ,  シャペロンタンパク質 ,  *遺伝子 ,  *転写因子 ,  *遺伝的調節 ,  二量体 ,  プロモーター領域 ,  結合部位 ,  siRNA ,  形態 ,  ヌクレオチド ,  ヌクレオチド配列
準シソーラス用語： *TAF-Iα遺伝子 ,  *Sp1 ,  アイソフォーム ,  転写開始点

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒストンシャペロン ,  TAF ,  遺伝子 ,  Sp1 ,  仲介 ,  転写調節