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J-GLOBAL ID:200902291032365198   整理番号:09A0196490

安定した同位体希釈質量分析によるヒト血しょう中のアンドロステンジオン,11β-ヒドロキシアンドロステンジオンおよびテストステロンの同時定量

Simultaneous determination of androstenedione, 11β-hydroxyandrostenedione, and testosterone in human plasma by stable isotope dilution mass spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 877  号:ページ: 621-626  発行年: 2009年03月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究はヒト血しょう中のアンドロステンジオン(AD),11β-ヒドロキシアンドロステンジオン(11β-OHAD)およびテストステロン(TS)の同時定量に用いるGC-MS法に関するものである。内部標準として[19,19,19-2H3]アンドロステンジオン(AD-2H3),11β-ヒドロキシ-[1,2,4,19-13C4]アンドロステンジオン(11β-OHAD-13C4)および[1,16,16,17-2H4]テストステロン(TS-2H4)を用いた。この三種類のステロイドのGC-MS分析に対して優れたGC挙動を示すペンタフルオロプロピオン酸(PFP)の誘導体化を適用した。現行のGC-MS-SIM法の検出限界はADに対する注入で1pg(S/N比率=4.5),11β-OHADに対して5pg(S/N比率=5.0)およびTSに対して1pg(S/N比率=4.4)であった。検量線はADに対して0.22~2.80ng/mL(r=0.9998),11β-OHADに対して0.56~3.19ng/mL(r=0.9996)およびTSに対して2.05~10.3ng/mL(r=0.9996)で直線状であった。求めた三種類のアンドロゲンの量における日中内および日中間アッセイの再現性は加えた実際の量と良く一致しており相対的な誤差(R.E.)は-3.1から2.4%であった。アッセイ間の相対的標準偏差(R.S.D.)は5.3%以下であった。現行の手法は血しょう中のAD,11β-OHADおよびTSの同時定量に対する高感度で信頼性があるものであった。この手法はヒトのADから11β-OHADへの転化およびADとTSの相互転化の評価に特別な関心をもつアンドロゲンの薬物動力学研究と代謝研究に適用可能であった。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機化合物の各種分析  ,  生体物質一般  ,  生物薬剤学(基礎) 
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