文献
J-GLOBAL ID:200902291138911248   整理番号:09A0289101

不織布マルチングによる水稲直播・有機栽培-代かき時期と基肥施用時期の影響-

Agrochemical-Free, Direct-Sowing Culture of a Paddy with Non-woven Fabric Mulch-Timing of Puddling and Leveling and Basal Fertilizer Application-
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1-9  発行年: 2009年03月16日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
不織布を利用した布マルチ水稲直播・有機栽培では,代かきを布マルチの敷設(播種)2日前(P2)に行っていたが,土壌がぬかるみ,敷設作業時の身体的負担が著しく大きかった。そこで,これを軽減するため代かきを敷設10日前(P10)に行い,作業者の身体的負担の度合ならびに水稲の生育・収量をP2区と比較した。基肥には菜種油粕と鶏糞堆肥を用い,窒素が6g/m2(リン酸は窒素と同量,カリは窒素の55%)となるようP2区では敷設2日前(P2-B2,代かきの直前)に,P10区では敷設14日前(P10-B14)および3日前(P10-B3)に施用した。追肥は各区とも出穂29日前に菜種油粕を用い,窒素が3g/m2(リン酸とカリは窒素のそれぞれ38%および19%)となるよう施用した。P10-B14区とP10-B3区とで水稲の生育・収量に有意な差はなく,P10区では基肥施用時期については特に考慮する必要のないことが分かった。P10-B14区では土壌表層部の硬度が高くなり,敷設作業時の身体的負担が軽減された。しかし,同区の収量はP2-B2区より12%低かった。土壌無機態窒素が低く推移したことから,葉面積の展開が抑制されて乾物生産が不足し登熟歩合が低かったことに起因したと考えられた。作業者の身体的負担の軽減を図りながら収量を減らさないための代かき時期,追肥の量やその施用時期などの検討が今後必要である。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作 
引用文献 (19件):
もっと見る

前のページに戻る