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J-GLOBAL ID：200902291183393860   整理番号：09A0373889

ダイヤモンド・ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の電気化学への展開 2 1 ダイヤモンド電気化学の展開

著者 (2件)： 栄長泰明 (慶応大 理工) ,  藤嶋昭 (神奈川科学技術アカデミー)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 77  号： 4  ページ： 341-349  発行年： 2009年04月05日 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイヤモンド薄膜電極を用いた電気化学的な応用例を中心に述べた。多結晶ダイヤモンド薄膜電極により生体関連物質成分や環境汚染物質を簡便な方法で高感度測定できる電気化学センサとしての応用例をいくつか示した。更に,自立孔あきダイヤモンド電極,金属イオン注入ダイヤモンド電極,ダイヤモンドマイクロ電極,ダイヤモンドウイスカー等,加工により作製した高機能のダイヤモンド電極を用いた応用例,高効率なオゾン発生,ヒ素,脳内ドーパミンのin vivo測定,グルコース測定等について紹介した。導電性ダイヤモンドはユニークな電極材料であり,多くの可能性を秘めている。

シソーラス用語： *ダイヤモンド ,  *ダイヤモンド状炭素 ,  *膜電極 ,  多結晶 ,  汚染物質 ,  *電気化学センサ ,  残留塩素 ,  腫瘍マーカー ,  半導体電極 ,  血清アルブミン ,  オゾン ,  水溶液 ,  イオン注入 ,  ヒ素 ,  銅 ,  カチオン ,  in vivo実験 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  ホイスカ ,  グルコースセンサ ,  グルコースオキシダーゼ ,  *電極材料 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： ウイスカ ,  ウシ血清アルブミン ,  オゾン水 ,  ダイヤモンド電極 ,  環境汚染物質 ,  *薄膜電極

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  電極過程  (CB07040U)

物質索引 (3件)： グルコース ,  シュウ酸 ,  ドーパミン

引用文献 (44件)：

• 1) 藤森直治,鹿田真一編「ダイヤモンドエレクトロニクスの最前線」(シーエムシー出版)(2008).
• 2) A. Fujishima, Y. Einaga, T. N. Rao, and D. A. Tryk (Eds.), Diamond Electrochemistry, BKC Inc. and Elsevier (2005).
• 3) 栄長泰明,化学と教育, 56, 606 (2008).
• 4) T. Yano, D. A. Tryk, K. Hashimoto, and A. Fujishima, J. Electrochem. Soc., 145, 1870 (1998).
• 5) M. Murata, T. A. Ivandini, M. Shibata, S. Nomura, A. Fujishima, and Y. Einaga, J. Electroanal. Chem., 612, 29 (2008).

タイトルに関連する用語 (5件)： ダイヤモンド ,  ダイヤモンドライクカーボン ,  DLC ,  電気化学 ,  展開