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J-GLOBAL ID:200902291211379274   整理番号:09A1110321

難燃剤浸漬木材の加速耐候性試験後における耐候性と可燃性

Weatherability and combustibility of fire-retardant-impregnated wood after accelerated weathering tests
著者 (5件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 359-366  発行年: 2009年10月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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難燃剤浸漬木材の耐候性と可燃性について2000時間の加速耐候試験期間中に評価した。難燃性化学物質のリーチングを防ぐ為のコーティング剤の性能についても,4種のコーティング系(水性,または,溶剤性,有色素か無色素,皮膜形成か浸入性か)を対象に調べた。さらに,試験標本における難燃剤の分布についてエネルギー分散型X線分析装置と組み合わせた走査電子顕微鏡(SEM-EDX)で観察した。耐候性試験中の標本における耐火性能は,難燃剤保時性によって異なり,もし150kg/立方メートルの以上に難然剤が保持されていれば,準不燃物質的なレベルで性能が維持された。保持性を維持できる加速耐候の最大の持続時間は,コーティングしない標本では250時間であったが,着色コーティングでは1000時間以上に延びた。SEM-EDX観察では,難燃剤が木材の組織中の細胞内腔に蓄積されている事が明らかになった。しかしながら,コーティングしていない標本では難燃剤のリーチングが,光と水に曝される表面に見られ,500時間で150μmの深さにまで観測された。リーチングの深度は,1000時間後で標本全体に広がった。対照的に,溶剤を介した色素によるコーティング仕上げの標本ではその比較的高い化学的保持性の故に1000時間後においても難燃剤がまだ残っていた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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木質材料の製造・加工一般 

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