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J-GLOBAL ID：200902291611243088   整理番号：08A0805051

XAFSが拓く分子環境地球化学

Advance of molecular environmental geochemistry by XAFS

著者 (1件)： 高橋嘉夫 (広島大 大学院理学研究科)
資料名： 放射光  (日本放射光学会誌)
巻： 21  号： 4  ページ： 204-212  発行年： 2008年07月31日 
JST資料番号： L0956A  ISSN： 0914-9287  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： X線吸収端構造(XANES)及び広域X線吸収微細構造(EXAFS)からなるX線吸収微細構造(XAFS)を用いて,地球化学・環境化学の試料に対してこれまで分からなかったことやメカニズムが不明であった現象の化学的な実像を明確にできるようになった。ここでは,最近の3研究例を紹介した。1)放射壊変でできた娘核種は鉱物中で居心地がいいかー信頼性の高い年代測定のために,2)固液界面での化学種の解明と水溶解性の関係ー有害元素の移動性の違いを探る,3)エアロゾル中のイオウ及びカルシウムの状態分析ー大気中で起きる化学反応。

シソーラス用語： *XAFS ,  *地球化学 ,  娘核種 ,  放射性崩壊 ,  *同位体年代測定 ,  *固液界面 ,  化学種 ,  溶解 ,  吸着 ,  有害物質 ,  *エアロゾル ,  硫黄 ,  カルシウム ,  状態分析 ,  大気化学 ,  黄砂 ,  *環境化学物質 ,  *大気エアロゾル

分類 (2件)： 地球化学一般  (DD01010E) ,  有害ガス調査測定  (SB03050T)

引用文献 (46件)：

• 松久幸敬. 地球化学概説. 2005
• 野津憲治. マントル・地殻の地球化学. 2003
• STUMM, W. Aquatic Chemistry. 1996
• TAKAHASHI, Y. Anal. Chem. 2004, 76, 4307
• BROOKINS, D. G. Eh-pH diagrams for geochemistry. 1988

タイトルに関連する用語 (3件)： XAFS ,  分子 ,  環境地球化学