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J-GLOBAL ID：200902291803576471   整理番号：09A0053589

深海底リアルタイム観測ネットワークの構築

著者 (1件)： 川口勝義 (海洋研究開発機構)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 44  号： 1  ページ： 58-63  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 次世代の海洋調査研究手法として期待されている,海底におけるリアルタイム長期観測について述べる。この研究開発分野を取り巻く情勢,および国内で始まった深海底リアルタイム観測ネットワーク開発計画の概要を紹介する。通信用海底ケーブル技術を応用した観測手法によってリアルタイムで長期安定した観測を行う。高密度地震・津波リアルタイム観測ネットワークの開発整備計画DONETについて説明した。従来のリアルタイム観測システムはケーブル敷設船によるシステムの海底設置により観測できるが,リアルタイム観測ネットワークの場合海中ロボットによる作業が必須となることなどを述べた。

シソーラス用語： 海洋観測 ,  海洋調査 ,  *実時間処理 ,  *観測網 ,  *海底 ,  地震 ,  津波 ,  海底ケーブル ,  海洋ロボット
準シソーラス用語： 深海底

分類 (2件)： 海中施設  (RC14030L) ,  海洋物理学一般  (DC06010K)

引用文献 (5件)：

• KASAHARA, J. Submarine cable OBS using aretired submarine telecommunications cable : GEO-TOC Program. Phys. Earth Plant. Int. 1998, 108, 113-127
• KASAHARA, J. Multidisciplinary geophysical measurements on the ocean floor using decommissioned submarine cable, VENUS project. IEEE J. Ocean Eng. 2000, 25, 111-120
• PETITT, R. A. Jr. IEEE Journal of. 2002, 27, Issue 2, 245-253
• 川口勝義. 地震・津波稠密海底観測網の開発. 月刊地球. 2007, 29, 8, 529-533
• KANEKO, Sho. Installation requirements for seismic observation in the seafloor. Proceedings of MARTECH07. 2007

タイトルに関連する用語 (4件)： 深海底 ,  リアルタイム ,  観測 ,  構築