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J-GLOBAL ID:200902292155076332   整理番号:09A0374941

リポカリン型プロスタグランジンDシンターゼの経口投与可能な選択的阻害剤,AT-56の生化学的,機能的,薬理学的特性化

Biochemical, Functional, and Pharmacological Characterization of AT-56, an Orally Active and Selective Inhibitor of Lipocalin-type Prostaglandin D Synthase
著者 (6件):
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巻: 284  号: 12  ページ: 7623-7630  発行年: 2009年03月20日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リポカリン型プロスタグランジンDシンターゼ(L-PGDS)の特異的阻害剤であるAT-56について,その特性を調べた。in vitro反応系において,AT-56はヒトならびにマウスのL-PGDSを濃度依存的に阻害し,そのIC50値は95μMであった。その一方で,COX-1,COX-2や造血性プロスタグランジンDシンターゼ(H-PGDS)に対する阻害作用は認められなかった。AT-56の阻害機構が拮抗阻害であることも示した。AT-56は,L-PGDSのABループにおけるTrp54近傍に結合し,レチノイド結合部位のTrp43とは結合しなかった。AT-56はL-PGDSを発現するTE-671細胞において,プロスタグランジン(PG)D2の産生を選択的に阻害した。H-PGDSノックアウトマウスやヒトL-PGDSトランスジェニックマウスを用いた実験から,経口投与したAT-56が脳におけるL-PGDS反応を阻害すること,PGD2が介在するアレルギー性炎症反応に対してAT-56が治療効果を有することを見いだした。AT-56の薬物動態からは,そのバイオアベイラビリティーが82%と算出できた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物薬剤学(基礎)  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 

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