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J-GLOBAL ID:200902292374716371   整理番号:09A0236293

鋼板の精密穴抜き加工におけるPWパンチの耐焼付き性評価

Evaluation of Adhesion Resistance of PW Punch in Fine Piercing ofSteel Plate
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号: 577  ページ: 119-123 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0076A  ISSN: 0038-1586  CODEN: SOKAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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通常のプレス打抜き加工で鋼板に高品位なせん断面を得るため,PW(Pressure Working)パンチを用い,板厚4.5mmの鋼板の連続穴抜き加工実験を行った。無潤滑条件で,0.5%の微小クリアランスで連続穴抜きを行い,通常の直角刃パンチによる穴抜き実験と比較検討し,以下の結果を得た。1)コーティングのない直角刃超硬パンチでは1回目の穴抜き途中から焼付きが発生し,十数個の穴抜き数で激しい焼付きにより穴面性状が悪化し,加工不能となる。2)直角刃パンチにTiCNコーティングを施すことで耐焼付き性は向上するが,300回程度までの穴抜きで加工不能となる。3)PW(V30)パンチでは600回の連続穴抜きは可能であるが,焼付きによりストリップ荷重は次第に増加し,量産的な連続加工は困難と思われる。4)TiCNコーティングPWパンチでは,600回の連続穴抜きを行った後も1個目とほぼ変らない鏡面に近い穴面性状と低いストリップ荷重を保っている。この結果,このパンチは鋼板のドライ穴抜き加工の可能性を示した。
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分類 (1件):
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プレス加工 
引用文献 (7件):
  • 1) 村川正夫:素形材, 48 (2007), 1-6.
  • 2) 青木 勇:塑性と加工, 44-506 (2003), 19-24.
  • 3) 片岡征二:プレス加工のトライボロジ, (2002), 121, 日本金属プレス工業協会.
  • 4) 日本塑性加工学会編:せん断加工, (1992), 26, コロナ社.
  • 5) 前田禎三:精密機械, 17-1 (1951), 17.
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