文献

J-GLOBAL ID：200902292886459508   整理番号：09A0113895

データベースへの推論攻撃に対する問合せ解像度に基づいた安全性定義の提案

Security definitions based on query resolution against inference attacks on databases

著者 (4件)： 廣田祐一 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  橋本健二 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  石原靖哲 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  藤原融 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウム論文集  (情報処理学会ワークショップ論文集)
巻： 2008  号： 8 第一分冊  ページ： 467-472  発行年： 2008年10月08日 
JST資料番号： Y0978B  ISSN： 1344-0640  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： データベースセキュリティを達成する上で重要な課題の一つに,推論攻撃に対する安全性の確保がある。推論攻撃とは,ユーザが,実行を許可された問合せのみを用いて,許可されていない問合せの実行結果を推論することをいう。従来の推論攻撃に対する安全性の定義では機密情報の特定可能性について検討している。しかし,状況によっては機密情報変更の有無の検知が安全性に影響を及ぼす場合がある。本稿では,新たに問合せ解像度という概念を導入して,それに基づき推論攻撃に対する安全性定義の提案を行う。この定義は特定可能性だけでなく,機密情報の変更の有無の検知にも対応できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *データベース ,  *コンピュータセキュリティ ,  安全性 ,  質問 ,  質問処理 ,  分解能 ,  データ更新
準シソーラス用語： 解像度 ,  機密情報 ,  *推論攻撃 ,  問合せ

分類 (2件)： データベースシステム  (JD03030U) ,  データ保護  (JD01020V)

タイトルに関連する用語 (8件)： データベース ,  推論 ,  攻撃 ,  問合せ ,  解像度 ,  安全性 ,  定義 ,  提案