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J-GLOBAL ID:200902293359790235   整理番号:09A0706648

橈骨神経から精製したレラクシン様ペプチドはヒトデAsterina pectiniferaの卵母細胞の成熟と排卵を誘導する

A relaxin-like peptide purified from radial nerves induces oocyte maturation and ovulation in the starfish, Asterina pectinifera
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巻: 106  号: 23  ページ: 9507-9512  発行年: 2009年06月09日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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棘皮動物のヒトデの性腺刺激物質(GSS)は配偶子成熟に関わるペプチドで,脊椎動物の黄体形成ホルモンと機能的に似る。今回,ヒトデのGSSを橈骨神経から純化し,そのアミノ酸配列を決めた。純化したGSSはジスルフィド結合で架橋された異なる2つ(AとB)のペプチド鎖から成る異種2量体であった。そのシスティンモチーフに基づいて,GSSをインシュリン/インシュリン様成長因子(IGF)/レラクシンスーパーファミリーとして分類した。GSSのcDNAはAとB鎖の間にCペプチドをもつプレプロホルモン配列をコードしていた。系統学的分析は,ヒトデのGSSがレラクシン様ペプチドであることを示した。分離した卵巣片において,化学的に合成したGSSは卵母細胞の成熟,排卵,産卵行動とそれに続く配偶子放出を誘導した。この合成GSSの卵母細胞の成熟と排卵誘導作用は,卵胞細胞によるcAMP生産とそれによる成熟誘導ホルモンの1-メチルアデニンの生産によって仲介された。放射状神経の管足側の末梢部でGSSの転写が起こることを,生体交雑によって示した。GSSは構造,配列そしてシグナル伝達様式において,脊椎動物のレラクシンに密接に関連する。
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分類 (2件):
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生殖生理一般  ,  生理活性ペプチド 
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