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J-GLOBAL ID:200902293666433261   整理番号:09A1278328

労働災害防止を目的とした化学プラント安全運転管理業務モデリング-運転管理業務のための参照モデル-

著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 91-98  発行年: 2009年11月30日 
JST資料番号: L7055A  ISSN: 1882-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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化学プラントの安全管理は研究/開発,設計,建設/工事,運転,保全活動を通じたプラントライフサイクルエンジニアリングの考えを基に実現されるべきである。一方,プロセス産業における事故の多くはプラント運転中に発生しており,プラント運転に関する業務の標準化や安全管理活動の体系化が重要な課題とされている。化学プラントを対象としたエンジニアリング業務の体系化としては,設計及び保全に関する業務モデル構築が行われているが,設計と保全の2つの業務を結び付け,労働安全問題の主体となる運転管理業務のモデル構築については取り組まれていない。本論文ではプラント運転管理のために実行すべき業務を体系化した化学プラントの運転管理業務モデルを構築する。運転管理業務としてどのような機能を実行すべきかをモデルとして表現するためにIDEF0形式を用いた。マネジメント機能を陽に組み込むために,PDCA(Plan,Do,Check,Act)サイクルとそれぞれの業務実行を支援するための資源・情報・基準類の提供(Provide Resource)の関係を明示したテンプレートを提案する。このテンプレートを基本として具体的なプラント運転管理に関する業務を分析し,業務の位置付け,情報の流れ等のあるべき姿を運転管理業務のための参照モデルとして提案する。この参照モデルは労働災害防止を目的とした化学プラント安全運転管理業務モデルの基礎となる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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生産に関する問題一般  ,  安全管理 
引用文献 (6件):
  • 1) Aoyama A., Sumida H., Kawauchi Y., Ohara S., Fuchino T., Batres R., Shimada Y., Takeda K., Takagi N and Naka Y. A Framework of Independent Protection Layer Design for Process Industries. 6th International Conference on Probabilistic Safety Assessment and Management, PSAM6. 2002; 1037-1044.
  • 2) Fuchino T., Shimada Y., Miyazawa M and Naka Y. Business Process Model for Knowledge Management in Plant Maintenance. 18th European Symposium on Computer-Aided Process Engineering, ESCAPE-18, 2008; 955-960.
  • 3) PIEBASE Activity Model Executive Summary, http://www.posc.org/piebase/execsum.htm.
  • 4) Shimada, Y. Reference Model of Safety Operation Management for Preventing Industrial Accident in Chemical Processes. International Symposium on Industrial Safety and Health, ISISH2008. 2008; 54-60.
  • 5) IDEF0 Overviews, http://www.idef.com./idef0.html.
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