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J-GLOBAL ID:200902293865321065   整理番号:09A0895313

マウス脳におけるシアリダーゼNeu4発現の発生変化及びその神経細胞分化調節への関与

Developmental Change of Sialidase Neu4 Expression in Murine Brain and Its Involvement in the Regulation of Neuronal Cell Differentiation
著者 (9件):
資料名:
巻: 284  号: 32  ページ: 21157-21164  発行年: 2009年08月07日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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神経細胞分化時のマウスシアリダーゼNeu4発現レベルを測定することにより,神経細胞におけるその役割を解析した。マウス脳には55.0kDaのNeu4aと53.3kDaのNeu4bの2種のシアリダーゼNeu4が存在し,典型的なGPI結合共通配列はないがC-末端切断部位を有しており,ヒトのNEU4S同様細胞内膜蛋白質であることを示唆した。脳発育時のNeu4の発現レベルはNeu1より低く,Neu2,Neu3と同レベルであり,出生後3日までは比較的低いが出生後7日で急激に増加し14日でピークに達しその後減少し,Neu4はNeu3と異なり脳の発育で役割を果たしていることを示唆した。全Neu4に対するNeu4aの比率は発育と共に徐々に増加した。マウスNeuro2a細胞分化時にはNeu4はダウンレギュレートされた。Neu4bはNeu3と異なり神経突起形成でサプレッサーとして機能し,糖蛋白質の脱シアリル化を通して神経突起形成で調節作用に関与していることを示唆した。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  酵素一般 

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