文献
J-GLOBAL ID:200902293866065747   整理番号:09A0768101

ウガンダのギー発酵に関与する主要微生物群

Main microorganisms involved in the fermentation of Ugandan ghee
著者 (2件):
資料名:
巻: 133  号:ページ: 286-291  発行年: 2009年08月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ギーはウガンダ西部で伝統的なバター類似の発酵製品mashitaを用いて製造されている。しかし,mashita発酵に関与する微生物の詳細は調べられていない。そこで,培養依存法および培養非依存法を用いてmashita熟成の終期に存在する微生物を同定した。培養依存法で調べた結果,最も多く存在する乳酸菌はLactobacillus paracasei,L.helveticus,L.plantarumおよびL.perolensであった。L.paracaseiは培養依存法によりすべての試料から同定された唯一の細菌種であった。最も多く分離された4種のLAB種のうちの2種(L.helveticusとL.plantarum)は,mashitaから培養非依存法(PCR-DGGE)によっても同定された.PCR-DGGEによりmashitaから同定されたその他の主要LAB種は,Bifidobacterium sp.,Enterococcus faecium,Lactobacillus brevis,Lactob.acetotolerans,Lactobacillus sp.,Lactococcus raffinolactis,Lactoc.lactis亜種lactisおよびStreptococcus salivariusであった。PCR-DGGE法を用いて同定した酢酸菌(AAB)の主要菌種は,Acetobacter acesi,A.lovaniensis,A.orientalisおよびA.pasteurianusであった。PCR-DGGEで同定した主要酵母は,Brettanomyces custersianus,Candida silvae,Geotrichum sp.,Issatchenkia occidentalis,I.orientalis,Kluyveromyces marxianus,Saccharomyces cerevisiaeおよびTrichosporon asahiiであった。PCR-DGGE法で解析した結果,A.lovaniensis,A.acetiおよびI.orientalisは6試料のmashitaすべてから同定できた。以上の結果は,LABおよび酵母がmashita発酵中の主要微生物群であるが,AABも主要群であることを示唆した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生態  ,  バター 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る