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J-GLOBAL ID:200902294441710130   整理番号:08A0828777

日本,奄美大島でのジャワマングース(Herpestes javanicus)の肝臓中における水銀の細胞内分布と潜在的解毒機構

SUBCELLULAR DISTRIBUTION AND POTENTIAL DETOXIFICATION MECHANISMS OF MERCURY IN THE LIVER OF THE JAVAN MONGOOSE (HERPESTES JAVANICUS) IN AMAMIOSHIMA ISLAND, JAPAN
著者 (10件):
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巻: 27  号:ページ: 1354-1360  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,ジャワマングースの肝臓へのHg蓄積の毒性影響を評価した。9種の金属(Mg,Cr,Mn,Cu,Zn,Se,Rb,Cd,とPb)の細胞内分布と全Hg(T-Hg)および有機Hg(O-Hg)を定量して,Hg解毒機構を評価した。Hg高蓄積が起こす酸化的ストレスを,グルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)の一つであるGST-πの発現をエンドポイントとして研究した。さらに,チオレドキシンレダクターゼ2(TrxR2)がHg毒性からの防御に肝臓で生じるか試験した。Zn,Rb,Cd,とO-Hgは主に細胞分画に分布して,Mn,Cu,Se,とT-Hgは主に原形質膜分画に分布した。MgとFeはミクロソーム分画に分布した。高濃度のHg蓄積があったが,GST-π発現で判定した酸化的ストレスは生じなかった。毒性発現がないことは防御機構によることを示した。その機構は,ミクロソームでのO-Hgの脱メチル化,原形質膜でのSeによるHg毒性の減衰,ミトコンドリアストレスによる酸化的損傷への高TrxR2濃度による防御である。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  動物に対する影響 

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